シネマ歌舞伎「連獅子/らくだ」 [★ カンゲキ日記]
◎2009年1月22日(木)シネマ歌舞伎「連獅子/らくだ」/なんばパークスシネマ/【連獅子】(監督)山田洋次(出演)中村勘三郎、中村勘太郎、中村七之助、片岡亀蔵、坂東彌十郎/【らくだ】(出演)中村勘三郎、坂東彌十郎、片岡亀蔵、片岡市蔵、坂東三津五郎/♪♪♪♪
シネマ歌舞伎とは、劇場で行われた歌舞伎公演をHD高性能カメラで撮影し、映画館でデジタル上映する作品のこと。
今回の演目は、「連獅子」と「らくだ」です。
「連獅子」は、親子二人で演じられることが多いのですが、本作品では、中村勘三郎・勘太郎・七之助の親子三人が揃って毛振りを披露。
このお三方のが、ずっと見たかったんです~。映像とはいえ、やっと見られてうれしい♪
でも、生で見ないと、必ずといっていいほど、二人の僧が舞台袖に引っ込んで、親子の獅子の精が出てくるまでの間に、強烈な睡魔に襲われてしまうんですよね。。三味線と長唄が気持ち良すぎて。(^^ゞ
今回も、ハッと気づいたら、すでに親子の獅子の精が花道に登場していました。あやうく肝心なシーンを見逃すところでした。あぶないあぶない。
「らくだ」は、落語でも有名なお話。めちゃくちゃ、面白かったです!
なんとなくあらすじは知っていたけれど、今回初めて見て、大笑いしてしまいました。
遺体を人形のように操って躍らせる様子と、怖がって逃げ惑う大家夫婦の姿が可笑しくて可笑しくて、笑いと涙が止まらず、苦しかったです~。
“らくだ”の遺体役の亀蔵さんも大変でしょうが、それを運んで躍らせる三津五郎さん・勘三郎さんは、汗だくで息を切らしての熱演。
大家の奥さん役の彌十郎さんは、怖がって転げまわって逃げた拍子に、座敷から玄関口へ転落してしまうアクシデントが!
それを見た三津五郎さん・勘三郎さんは吹き出してしまい、客席もどっと沸いていました。あー、可笑しかったー。
生で見たかったなぁ。
落語の「らくだ」も聞いてみたいなぁ。
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