生駒 宝山寺 獅子閣 特別拝観 [▼ 日々雑感]
5月6日（金）、奈良の生駒にある宝山寺さんへお参りに行って来ました。
ＧＷ中、「獅子閣」という客殿が特別公開されていたのと、商売繁盛にご利益があると聞いたので。(^^)
近鉄生駒駅から、こんな↓かわいいケーブルカーに乗って行きます。（写っているのは知らない方です…）
20数年前（！）に生駒山上遊園地へ遊びに行ったときには、ごくごくフツーのケーブルカーだったように記憶していますが…。
この日はお天気も良く、車内には軽快な音楽が流れていて、すっかり遠足気分に。(^^)
丘を越～え、ゆこうよ～～♪ 口笛、吹きつ～つ～～♪♪
が、ケーブルカーを降りた途端、口笛が悲鳴に…。
参道には、長～～い石段が。(-_-;)
きみのぉ～ゆく～みちは～～
はてし～なく～とおおい～～～
だのに～～～、なぁぜぇ～～～～～
歯を食いしばり、息を切らして、ようやく到着。
日頃の運動不足を痛感しました。。
境内は思いのほか空いていて、のんびりお参りすることができました。
こんな山の上の断崖絶壁を切り拓いて、お寺を造った昔の人はスゴイ！
【そして、後で知った話ですが、ケーブルカーを降りた辺りの旅館街は、かつて（今も？）遊郭が立ち並ぶ歓楽街だったそうです。昔の人は、こんな山の上まで歩いて遊びに来てたのね～！】
とっても清々しい境内です。
水掛け不動さんも、おられました。
酉年の守り本尊は不動明王さんなので、酉年生まれの私は、念入りにお参りしてきました。
こちら↑は、崖の上にお祀りされている弥勒菩薩像。
↓ 明治17年（1884）に建てられた客殿の「獅子閣」は、重要文化財に指定されています。（設計は、宮大工の吉村松太郎氏）
↑ 玄関ポーチや、バルコニーも素敵。
外観は洋館風ですが、木造建築で、瓦屋根や漆喰壁など日本建築の技法も取り入れられており、室内も和室と洋室の両方がある、和洋折衷の建物です。
↓ 獅子閣１階の洋間。
洋間には、螺旋階段や色硝子のはめられた窓があります。
↓ 色硝子越しに外の景色を見ると、四季が楽しめるようにデザインされているそう。春＝緑、夏＝赤、秋＝黄、冬＝青だそうです。
外の木を見てみると、私には、緑のガラス越しに新緑が、赤のガラス越しに夕焼けが、黄色のガラス越しに黄葉が、青のガラス越しに雪景色が見えました。
↓ こちらは、2階のバルコニー。柱や柵、扉などの一つひとつのデザインが凝っています。
南側のバルコニーの下は崖になっており、石の土台と柱で支えた「舞台造り」になっているそうです。（京都の清水寺の「清水の舞台」のような造り）
↓ 2階の和室。格（ごう）天井に、床の間、襖絵など。（1階にも和室あり）
↓ ドアノブ（真ん中の白い丸）は、ホーロー製だそうです。
獅子閣内には、ボランティアガイドの方がおられ、詳しく解説して下さいましたヨ。
↓ 獅子閣の玄関前の手水鉢（？）にいた2匹の鯉は、よく見ると、作り物でした!?
今にも泳ぎ出しそうに見えますが、動きません。お寺の方曰く、「金魚や鯉を入れておくと、すぐ鳥に食べられるので、作り物にしました」とのこと。ナルホド。
境内も獅子閣も、のんびり、じっくり散策できて大満足～♪
広い境内を歩いて、おなかが空いたのでランチへ。
宝山寺駅からスグのところにある↓古い旅館を改造したカフェ「ナイヤビンギ」。
↓ 季節野菜の豆乳土鍋ランチ（1800円）
豆乳シチューに、てんこもりの野菜サラダとご飯、お漬物、デザート、ドリンク付き。
レトロな旅館の個室で、ゆっくり、おいしくいただきました。
↑ 「花」と書いた木札は、旅館時代に部屋の鍵に付いていたのかも？
お会計の際に、部屋名の書いたこの木札をレジへ持って行きます。
予約せずに行って、「ランチやってますか？」と聞いたら、スグにお部屋に案内して下さったのだけれど、帰宅後、お店のＨＰを見たら、ホントは予約しないといけなかったみたいです。。
とっても充実した一日でしたが、翌日、筋肉痛になったことは、言うまでもありません。。(>_<)
後日追記；
宝山寺さんで、今年下半期の仕事運アップをお願いしてきたところ、早速、お仕事が舞い込みました～！ （単発ですが）
また、別の出版社で、以前書いた原稿を再使用されたようで、知らない間に原稿料が振り込まれていました。（ラッキー♪）
下半期に入る前にご利益があって、ビックリ！ またお参りに行かなくては～。
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