必要に迫られて…

　６月８日（水）
　「何を今さら」と思われるかもしれないけれど、先日、やっとＵＳＢフラッシュメモリを購入した。便利だとは聞いていたけれど、特に今まで使う機会がなかったのだ。何事も必要に迫られないと覚えない私。
　いざ使ってみると、ウワサ通り、カンタン、便利！　ただ、小さいから失くさないようにしないとね～。

　さて、必要に迫られた理由は？　というと…。

　先週、大阪市内の小学校へ取材に行った。写真を借りて帰る予定になっていたのだが、担当の先生は、パソコンに取り込んである画像を見ることはできるが、ＣＤ－Ｒにコピーすることもメールに添付して送る方法もわからないとおっしゃる。職員室内にいたほかの先生方に聞いても、忙しいのか自信がないのか、ハッキリしない返事が返ってくるばかり。
　結局、「やってください」といわれた私が、ヨソ様のＰＣを触って自分でコピーすることになったのだが…。
　ＣＤ－Ｒは読み取り専用のため、書き込めず…（う、うそやん！）。仕方なく、自宅へメールで送ることに。Outlookではなく見たこともないメールソフトが入っていたが、なんとか勘で、約20枚の画像を何通かのメールにわけて添付、送信した（よっしゃ！　楽勝♪）。
　作業中、今春から赴任してきたという男性の先生が「それ、メールが送れる時と送れない時があるんですよねー」と、後ろでポツリ。一瞬、耳を疑って、固まってしまった。
　振り返りながら「え～っ！　そんなことあるんですか？」と言いつつ、本当は『そんなアホな！　すぐに原因調べて改善しないと、仕事に支障でますやん！』と言いたかった私。その先生の遠慮がちに話す様子から、なんとなく『メールができないと不便なんですけど、（ＰＣ買い換えてって）言えないんですよ～』的な雰囲気を感じ取ってしまい、一抹の…いや、かなりの不安を覚えてしまった。
　念のため、数分待ってから送受信ボタンを押し、送信エラーになっていないことを確認。さらに、まさかの時のために必要な写真をコピーしたフォルダをデスクトップに保存し、しばらく残しておいてもらえるようにお願いして帰った。

　帰宅してメールチェックしてみると、案の定、送ったはずのメールの数の半分しか届いていない。なんでやねん！！（怒）。
　翌日、小学校に電話して、やっぱり半分しか届いていなかったことを告げると、サラッと「データ残してますから、いつでも来てください」と言われてしまった（送ってくれるわけないですよね～、やっぱり…）。

　で、今日、新品のＵＳＢフラッシュメモリを持って再び行ってきました。片道１時間で、作業時間１分足らず……。一応、これでダメな時の策を考えて行ったけれど、すんなり行って良かった～。

　そりゃー、私の仕事ですから、任務を遂行するためには何度でも行かせてもらいますよ。でも、何のためのインターネットですか？　何のための光ファイバーですか？　てゆーか、今は小学校でもパソコンの授業あるんでしょ？　先生ら知らなさすぎ！　これじゃ、企業では務まりませんよ～！　もう、必要に迫られてるはずですよ。先生方、もっと頑張ってください。

　でも、よく考えると、ＵＳＢフラッシュメモリを使える先生がいるってことやんね～?!　その先生を介せば、行かなくてもなんとかなったはず。最初からその先生を紹介してくれれば良かったのに…。