終わったぁ！

おかげさまで、11/18（日）に、無事、父の納骨と一寸早めの一周忌を終えることができました。
思えば、昨年12/27に父が急逝してから、右も左もわからない仏事の連続に戸惑った一年でした。

父が息を引き取ってから１時間と経たないうちに、電卓片手に始まった葬儀屋さんとの打ち合わせ。何がなんだかわからないまま、スケジュールに追われた通夜と葬儀。その後の様々な事務手続き。節目節目の仏事。お墓探し。そして、どうしても父の納骨の機会にやっておきたかった姉のお墓の引越し…と、ほとんどが人生で初の出来事ばかりで、良い勉強になりました。
色々と至らぬ点もあったかと思いますが、これが、最初で最後のたった一つの親孝行ということで、ひとつ大目に見てくださいな、おとーちゃん。

妹にしてみれば、これで実家から遺骨がなくなってしまうのかと、少々寂しそうでしたが、私としては、つつがなく役目を終えることができて「やっと、終わったぁ！」「これで肩の荷が下りた」というのが実感です。
特に、40年前に生まれてすぐに亡くなった姉のお墓が、田舎の山の中にポツンと残されていたのが、ずっと気になっていたので、やっと父と一緒にしてあげることができ、ホッとしています。

また、様々な仏事に際して、普段会う機会の少ない親戚と連絡を取ることも多くなり、折に触れて昔の父の話を聞かされるうちに、ようやく父の“人となり”がなんとなくわかったような気がしました。
これまでblog等でさんざん父の悪口を書いてきましたが、悪口が言えるのも、ケンカができるのも、生きていればこそ。
とはいえ、（こういうことを言うと語弊があるかもしれませんが）父が亡くなってから、不思議と穏やかな気持ちで過ごせるようになりました。
たぶん、父が、私の業や、いろんなドロドロしたものを持って行ってくれたのでしょう。

有り難いことに、納骨・一周忌には、北は北海道から南は宮崎まで、全国各地から親戚がはるばる京都まで駆けつけてくれました。
合計16名ほどでしたが、父が会いたかった顔が揃ったように思います。

何かにつけ、ご心配・お心遣い下さった友人・知人の皆さまにも、この場を借りて御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。