時限爆弾? [▼ 日々雑感]
4月28日(金)
取材で、とある接骨院を訪ねることになった。
ここのところ、ひどい肩こりのせいもあって身体が重いのだが、接骨院に行くのはチョット気持ちも重い。いつも東洋医学の先生には、ひと目で不調を見抜かれてしまうからだ。
なんでも、姿勢や歩き方、顔色、体型などで、どんな体質か、どこが悪いか、だいたいわかるらしい。以前にも、鍼灸師の先生に、ズバリ言い当てられたことがある。
3月4月と忙しく、すっかり忘れていた腰痛が再発の気配を見せていた。現時点では、腰痛はさほど感じず、右肩のこりと痛みがひどいだけだが、原因は腰にあることは自分でもわかっている。
姿勢が悪いせいか、ときどき整体で身体の歪み(ねじれ)を治してもらわないと、肩や首、腰などに痛みなどの症状が出てくるのだ。また、疲れていると、無意識に自分が楽な方に(私の場合、左に)身体が傾き、ついつい前かがみになってしまう。
PCの前に長時間座っていると、自分でも左に体重がかかっているのがわかる。身体が左に傾くと、自然と首が右に傾き、マウスを持つ右手から右肩が上がる。その結果、首と右肩に真っ先に症状が出る。腰は、長年の腰痛持ちだったせいで、痛みに鈍くなっているため、症状を感じるのが遅い。
そこまで自分でわかっているうえ、実際、調子が悪いのだから、隠しても仕方がない。自分の不調を例に、解説してもらえれば、わかりやすくていいか、と開き直ることにする。(前置きが長くなってしまった。冒頭の接骨院の話に戻そう。)
少林寺拳法の整体を基本に、東洋医学をはじめ様々な健康法を学んだというその先生には、予想通り、見事、身体のねじれを指摘された。
ここまでなら驚かない。
ところが、この先生がおっしゃるには、長年の経験と勉強で、内臓疾患なども、手をかざしただけで、どこが悪いかわかるのだとか。
(※アヤシイ話ではないのでご安心を(笑)。この先は、取材の本題から外れて、余談として聞いていた部分です。)
実際、私の身体に手をかざしてみると、真っ先に「胃が悪いな」とおっしゃった。
うっ、当たってる! 忙しいとついつい早食いになってしまって胃が荒れる。それに、最近、ちょっと呑み過ぎで、胃の調子がイマイチだった。。(~_~;)
これも、まぁ、専門家なら、顔色や肌の調子なんかでわかるだろうから、そんなに驚かなかった。
が、次の瞬間、先生の方が「あっ! 何やこれ!」と驚いた声を上げた。
その手が、自分の左胸の上にかざされているのを見て、ドキッとする。あぁ・・・あ。まさか、そこを指摘されるとは・・・。
先生は、右胸の上に手を移動し、もう一度、左胸の上に戻しながら「こっちはなんもないわ、左は、どうしたんや? なんやこれ?」と聞く。
なんやこれ・・・と言われてもなぁ・・・。もう忘れかけてたのになぁ。。
正直に、「何かはまだわかりません。乳がん検診でひっかかって、再検査を受けましたが、今のところ大丈夫でした」と答えると、「そうか、ちゃんと診てもらってるんやな」と安心された様子。
それを見て、深刻な事態ではないことは感じ取れたものの、私としては、心中穏やかでない。
いつ爆発するかわからない、地雷か時限爆弾をセットされたような気分だ。
どうも、悪いところや弱っているところからは、嫌な気が発せられているようで、先生曰く「手をかざすとヒヤッと感じる」のだそうだ。
そんなこと言われてもなぁ~。
うううぅ、爆弾処理をどうすればいいの~。
私にできることといえば、7月にもう一度行くつもりだった検査を早めて、GW明けにするぐらいしかない・・・よねぇ?
文字通り「爆弾」ですわ。コレ。(ーー゛)
ふと、今度は前回とは違う病院で、乳がん検診を 受けてみようか、という考えが浮かぶ。前の病院に行っても、おそらく、言われることは前回と同じだろう。
あれこれ悩んでいても仕方がない。GWが明けたら、すぐに予約の電話を入れよう。
ただ、別の病院に行くなら、何かが見つかったときのことを覚悟しておかなくては・・・。
定期検査の結果が以前と変わらないと良いのですが。
お乳を失う悲しさは男性が想像するより何倍も悲しいのですよね。
私も爆弾抱えていますが他の多くの同じ爆弾を抱えている人達に
楽しんでいるよと言いたくて遍路を始めました。
by イチ (2006-05-18 19:32)
イチさん、ありがとうございます。
検査に行ってきました。どうやら取り越し苦労だったようです。(^^ゞ
みなさん、ご心配おかけしてすみません。
天の啓示だったのかもしれませんね~。
親譲りの病院嫌い故、たまにこうやって脅かさないと、検査に行かないだろうな、っていう・・・(笑)
by YUMiKO (2006-05-19 01:00)