43年前の記憶。

先日、母宛に「ねんきん特別便」が届きました。
といっても、本人の分ではなく、亡くなった父の遺族年金を受け取っているので、その分だけです。（世帯分まとめて送ってきたら、送料節約できるんちゃうん？）

記載されていた厚生年金の対象となる会社名は、２つ。
これに関しては、母も私も記憶に残っていたのだけれど、「ねんきん特別便」が届いたということは、何かが間違っている可能性があるわけで、それが何なのか見当もつきません。

さて、ここでみなさんに質問です。
40数年前のことを訊かれて、正確に思い出せますか？

自信を持って「はい」と答えられる人は少ないんじゃないでしょうか。

母は、田舎で見合いをして、すぐ大阪に嫁いできたので、結婚前に父がどこに勤めていたかなんて知りません。
だいたい、一昨日の晩ご飯に何を食べたかの記憶すら危うい年寄りに、今頃になって、40数年前の話を訊いてわかるかっちゅ－ねん！！

ちなみに、私は、40年前はまだ生まれてませんから、当然、私にもわかりません。
（私が社会人になってからまだ20年ほどですが、その間、職を転々としていたので、何年何月何日から何年何月何日まで、何ていう会社に勤めていたか全部挙げろと言われても、絶対無理です。）

結局、2人であれこれ話し合った末に、「たぶん合ってるだろう」「間違ってたとしても、本人（故人）が結婚前（20代の頃）に勤めてた会社なんて、今さら調べようがない」ということで、「訂正なし」のハガキを返送することになったわけですが…。
なんだかなー。

きちんと照合してもらいたいのは山々ですが、いろいろ無理がありすぎですよね～。
しかも、多額の予算をつぎ込んでおきながら、それだけの成果があがってないですし…。

しかし、よくもまぁ、日本国民は今まで黙って保険料納めてきたもんですな。いつから幾ら貰えるかわからずに払い続けてて、結局、「記録がメチャクチャでした。どれだけ払ったか教えてくれたら、支給しますわ」って、詐欺みたいなもんですやん。

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