へこむ七十三歳。 [▼ 日々雑感]
今週は予定がびっしり…とか言いながら、今日中にしなければいけないことが片付いたので、久々のブログ更新です。
昔から夜行性だったワタシですが、最近、夜にPCに向かってもちっとも能率が上がらないので、できるだけ朝早く起きて集中してやることにしています。(といっても、世間様からみるとさほど早くもない時間ですが…(^^ゞ)
今日も忙しかったので、早めに始動。
「企画概要とラフの修正を10時までに編集へ送って、すぐにチェックバックしてもらって、午前中にクライアントへ提出しなくては~(汗)」と、気が急いてました。
なんとか10時までに送信し、ホッとした途端、自宅の電話が♪ぷるるるる~♪
オカンは月1回の通院の日で外出中だったので、仕事部屋から走って別室の受話器を取りに行くと、電話の向こうのオバチャンの声も慌てて、何を言っているのかサッパリわからず、すぐ切れてしまいました。
「間違い電話か~? 『すいません、間違えました』くらい言ってから切れよなぁ」と思いつつ、手にした子機を睨みつけていると、すぐにまた同じ番号から着信が…。
完全に間違い電話だと思い込んでるワタシは、当然、やや不機嫌。
今度は名前を名乗らず、「はい」とだけ言って再び電話に出ました。
すると…
「○○○○デンキのとなりの△△△っていうお店の横の××××で…」と、いきなり捲くし立てる先ほどのオバチャンの声。
「はあ? (意味わからん)」と乱暴に答えるワタシに、オバチャンはさらに大きな声で繰り返す。
「○○○○デンキのとなりの△△△っていうお店の横の××××で、お母さんが『足がギクっとなった』ってゆーて、座り込んではるよ!!」
「すいませんっ!!! すぐ行きます! ありがとうございますっ!!」
ケータイと諭吉を一枚、ジーンズのポケットに突っ込んで、眉毛だけ描いて、玄関の鍵をかけて、現場へダッシュ!
迷子札、カバンに付けさせといてヨカッタ~!
4~5年前から、「何かあったら、誰かに頼んで電話してもらいや~」と、自宅・私の仕事部屋・私のケータイ・妹の自宅・妹のケータイの電話番号をずらりと書いて、外出時には必ず持たせるようにしてるのです。(もう片面には、母の名前、住所、生年月日、血液型も表記)
数日前から「右足が痛い、痛い」と言ってたオカンですが、毎度のことなので、「雨降り前やからちゃうか? (天気予報より当たる)」とか、「ちょっと歩いて鍛えなアカンで! (足は細いのに上半身デブゆえ)」とか、冷たく聞き流してました。
まさか、病院帰りに歩けなくなってしまうとは!?
オカンが言うには、
病院からの帰り道、だんだん右足のふくらはぎの痛みがひどくなり、○○○○デンキの会社のフェンスにつかまりながら、なんとか一歩一歩歩いて来たものの、とうとう立っていられなくなったのだとか。
そこへちょうど、顔見知りの奥さんが家から出てきた姿が見えたので、必死で手を振って助けを求めたのだそう。(本当にありがとうございました!)
玄関前に出してもらったイスに座って、「のど乾いたから、ジュース買って来て」とのたまう姿は、どっから見ても元気そうなんですけどぉ…(ーー;)
右足が踏ん張れないから歩けないと言うので、どうやって連れて帰ったらええかいな、タクシー呼ぶには家が近すぎるし、やりかけの急ぎの仕事も気になるし。
…と、これまた運のいいことに、助けてくださった方の家のとなりが鍼灸&整骨院で、先生が様子を見に出てきてくださってたのですね。
「使ってない車イスがあるから貸してあげるわ」と言ってくださり、それに乗せて無事帰宅しました。(ありがとうございます!)
人生初の車イス体験に「あーあ、情けないなぁ…」と、へこむオカン、七十三歳。
「筋肉が衰えてるみたいやから、ちょっと体重減らして、足の負担を軽くしながら、毎日ちょっとずつ歩いて鍛えなアカンで!」と叱ると、シュンとなってました。
このまま歩けなくなったり、一人でトイレにも行けなくなったり、寝たきりになられたりしては困るので、甘やかさんとキビシクいきまっせ~。
ま、ひとまず今日は様子をみて、明日の朝、念のため、整形外科へ連れて行きますわ。
すごい、ご連絡をくださった方がいてよかったですね。
70過ぎると、小さなけがでもダメージがあったりしますので、
どうぞ、お大事に。
by fumilin (2008-06-06 16:21)
ふみりんさん、ありがとうございます。
月1回の通院ぐらい、まだ一人で大丈夫だろうと思っていたのに、今後は付き添いが必要かもしれませんね。
小さな変化も見逃さないようにしなくては。
by YUMiKO (2008-06-07 19:07)