辞めて、スッキリ！

先日、長年レギュラーでやってきたお仕事を一つ、自分から辞めました。

本当は、もう２年くらい前から辞めたいなと思っていたのですが、辞めたいと言おうと思ったタイミングで、クライアントの担当者が編集経験のない人に代わったため、慣れるまでしばらくは、と言葉を飲み込んだのでした。

その後、不景気で広告の仕事がガクンと減ったり、自分が体調不良で知人にピンチヒッターをお願いしたりして迷惑をかけたので、言いそびれてしまい、決断が最近になったのです。

正直なところ、この時期にレギュラーを手放すのは、経済的ダメージが少なくありませんが、辞めてスッキリしました。

この２～３年、支払いが遅れがちで、催促することに大きなストレスを感じていたのです。

お仕事をした以上、ギャラを支払ってくれというのは当然のことで、何も遠慮する必要はないと思うのですが、お金のことはなんとなく言いにくいもので、「お忙しいところすみませんが、今月のお振り込みがまだのようなので、ご確認いただけますか」と、毎月のように言わなければいけないことに、多大な苦痛を感じていました。

経営状態が悪いというわけではなく、たんに代表者が忙しくて忘れているだけのようで、催促すればすぐに振り込んでくれるのですが、たまにならともかく、毎月のように催促しないと払ってくれないというのは、社会人としてどうなのかと不信感もわいてきます。

それに、自分自身が、その仕事に面白みを感じなくなってきた（平たく言えば飽きてきた）というのもありました。

 

ずいぶん迷いましたが、「何かを手放せば、きっと新しい何かが手に入るはず！」と、遅まきながら思いきって決断してよかったです。

辞めようと決めた途端、別のお仕事が入ってきました。しかも、前よりも好条件で。(^^)v

 

私には学歴も才能もなく、器用に無難に仕事をこなすこともできません。

自分が面白いと思ったことしか一生懸命やれないという弱点があります。

だからこそ、自分が面白いと思うこと、一生懸命になれることをやっていこうと思うのです。

有難いことに、会社員と違って、自分で仕事を選んだり、仕事をつくったりできるのですから。

 

 

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