婚姻届 [▼ 日々雑感]
この用紙を手にするのは、人生で二度目だ。
実は私、バツイチで………というのはもちろん嘘で、証人欄にサインを頼まれただけの話。(お粗末なオチですな…(^^ゞ )
1度目は、十数年前、妹に頼まれて。2度目は、今回、従姉妹に頼まれて署名、捺印。証人は成人であれば誰でもよく、証人になったからといって、何らかの義務が生じるものではないらしい。
従姉妹のお姉ちゃんといっても、もう古希を過ぎておられるので、母とあまり年が変わらないのだが、数十年来、事実婚状態だったご主人が、最近、脳梗塞で倒れて入院中。介護が必要な状態になり、籍を入れておいたほうが、今後、何かと便利かも…ということになったそう。
従姉妹夫婦は、長年、大阪市内に住んでいたが、さほど交流はなく、5年前の父の葬儀のときに従姉妹が来てくれ、顔を合わせたのが久しぶり。
今春になって、たまたま私の住んでる市へ従姉妹夫婦が引っ越してきた。タクシーで20分ほどの距離なので、5月に、長年連絡がなかったので元気にしてるか様子を見に行きたいという母を連れて新居にお邪魔し、料理が趣味だというご主人の手料理をご馳走になった。
そのときは、ビールや日本酒を飲みながら陽気に話しておられ、帰り際に、「また遊びに来てね。時々、一緒に飲みましょう!」と言われたのだけれど、一ヶ月も経たないうちに入院されるとは…。
同じ頃、私自身も、貧血&子宮筋腫の再発がわかり、病院通いが始まったので、何のお手伝いもできないけれど、サインくらいならお安いご用。それに、世話好きの父が存命なら喜んで引き受けていただろうからと、父の代わりに引き受けることにした。
幸い、リハビリが順調で、杖をつけば歩けるようになったそう。右手に少し麻痺が残っているものの、会話も普通にできるそうなので、近いうちにお見舞いに行こうと思っている。
しかし、ご自分の御商売が心配で、私に手伝ってくれないかと従姉妹を通じて話があったのを、やんわりお断りしたので、少々気が重い…。
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