あぶらまつり2012 [★ カンゲキ日記]
OSK日本歌劇団創立90周年記念公演「レビューin KYOTO」 [★ カンゲキ日記]
男役さんがロック風のヘアスタイルで、着物をマントのように羽織って片袖だけを通し、扇を持って踊っていた衣装と踊りが特に素敵でした~♪(女性陣は、小さな和傘を髪飾りにしていたり、和傘を持って踊っていた。外国人にも受けそうな演出)
劇団☆新感線2012年春興行 いのうえ歌舞伎「シレンとラギ」 [★ カンゲキ日記]
◎2012年5月10日(木)劇団☆新感線2012春興行 いのうえ歌舞伎「シレンとラギ」/梅田芸術劇場/(作)中島かずき(演出)いのうえひでのり(出演)藤原竜也、永作博美、高橋克実、古田新太、橋本じゅん、高田聖子、粟根まこと、三宅弘城、北村有起哉、ほか/♪♪♪♪
観劇前に友人と点心ランチで腹ごしらえ♪
今回のお楽しみは、何と言っても新感線初参加の藤原竜也くん。3年前の舞台「ムサシ」を見逃しているので(当時私が緊急入院してしまったため)、「身毒丸 復活」以来です。
切ない物語で、特に一幕のラストはキュンキュンきました。W主演の竜也くんと永作ちゃんのキャスティングがピッタリはまってて、早くゲキシネ化してくれないかと、今から楽しみです。
克実さんも三宅さんも良かった〜。
詳細は、公式サイトで。東京公演はこれからです。
劇場入口のパネル前は、いつも写真撮影の人でいっぱい。人を入れずに写すのは難しいのでいつもは素通りですが、 今回は同行の友人が撮っていたので、横でケータイで撮ってみました。タイトルロゴが入らず。。
OSK日本歌劇団創立90周年記念公演「レビュー 春のおどり」 [★ カンゲキ日記]
◎2012年4月21日(土)OSK日本歌劇団創立90周年記念公演「レビュー 春のおどり」/大阪松竹座/(出演)桜花昇ぼる、高世麻央、桐生麻耶、朝香櫻子、牧名ことり、ほか/♪♪♪♪
午後から、OSKで踊りの指導や振付をしておられる上方舞の山村若有子先生を囲んでお話を聞く会があり、その後、夜の部を観劇。予習のおかげで細かいところまで楽しむことができました。
今回、和装でOSK創立90年の歴史をラップに乗せて紹介する場面があったのだけど、結構激しい踊りなのに、裾さばきは見事だし着付けは全く乱れないし、当たり前といえば当たり前かもしれないけれど、さすがプロ!と感心しながら見てました。
洋のレビューは、ただただうっとり♪ いつまででもず〜っと見ていたいくらい。
ラインダンスでテンションUP! そして一気にラストへ。
OSKを見た後は、毎回、一週間くらい「桜咲く国〜♪ さくら、さくら〜♪」のテーマソングが耳から離れないほど、気分が高揚してしまう♪
あー、既に今から夏の南座が楽しみ楽しみ♪♪♪
観劇後、男役スターの高世麻央さんにパンフにサインまでしていただき、またまたうっとり〜♪
関係者のみなさま、本当にありがとうございました。
NAOYUKI FUJII with The TRAVELLERS TOUR 2012~from RUBBER TOWN~ [★ カンゲキ日記]
◎2012年4月7日(土)「NAOYUKI FUJII with The TRAVELLERS TOUR 2012~from RUBBER TOWN~」/なんばHatch/(出演)藤井尚之、The TRAVELLERS(武田圭治、石原顕三郎、武田真治)、未房央/♪♪♪♪
久しぶりのナオちゃんのソロライブ♪ しかも、なかなかの良席~♪♪♪ ライブハウスで全席指定は、アラフォーファンには嬉しい限り(笑)。
ナオちゃんの声が好きなのだけど、最近あんまり歌ってないのだろうか、序盤、チョット声が出にくいような気がした。
今回はThe TRAVELLERSと組んで、JAZZっぽい大人の雰囲気のアルバム。これまで、ロック、ポップ、アイドルっぽい曲など色々あったけれど、約30年一緒に年を重ねてきた今、このくらいの感じが落ち着くわ~と実感。たぶん、聴くほうだけでなく演奏するほうもね。
お酒でも飲みながら、まったりと聞きたいところだけどザンネン、手元には缶ビールが1本だけ。。ライブの途中で席を立ちにくいので、この点ではオールスタンディングのほうが自由に移動できていいな、と勝手なことを思う。
後半、懐かしい曲も新しいアレンジで聴けたし、満足満足~♪
遠くないうちに、またソロツアーやって欲しいな。
スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス 3D [★ カンゲキ日記]
◎2012年4月1日(日)映画「スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス 3D」/大阪ステーションシティシネマ/(監督)ジョージ・ルーカス(出演)リーアム・ニーソン、ユアン・マクレガー、ナタリー・ポートマン、ほか/♪♪♪♪
スター・ウォーズ シリーズが劇場限定で3Dで公開されると聞き、期待大で足を運んだのだけれど、多少、画面に奥行きが出たくらいで、特にどうということはなかった…。(^_^;)
はじめから3Dで製作された作品と、あとから3Dに加工された作品とでは違うのだろうか??? 3D映画は“3D酔い”しそうで、今まで敬遠していたのに、まったく意味なかった? 初3D映画鑑賞には、別の作品を選ぶべきだった?
まぁ、作品自体は好きなので、久しぶりに大画面で見られて、何ら文句はないけれども。
2D、3D同時公開が当たり前になってきた昨今。3Dにするメリットは、違法な録画・複製を防止しよう、チケット代も高く設定しちゃおうという、映画業界の事情が大きいような気がする。
ほんとうに3Dで見るべき作品、3Dだからこそコレが表現できたという作品は、どのくらいあるのだろう。
マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙 [★ カンゲキ日記]
◎2012年3月28日(水)映画「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」/大阪ステーションシティシネマ/(監督)フィリダ・ロイド(出演)メリル・ストリープ、ジム・ブロードベント、ほか/♪♪♪
メリル・ストリ-プが、鉄の女・サッチャー女史を熱演。
サッチャーさんが英国首相だったことは知っている。私が子どもの頃、父が「鉄の女」「サッチャー女史」と呼んでいたのも記憶しているが、何を行った人なのかは映画を見るまでほとんど知らなかった。彼女の功績については評価が分かれるようだが、様々な荒波を乗り越え、11年間に渡ってリーダーシップを発揮し続けてきた「鉄の女」の強さには、メリル・ストリープの熱演も相まって感動を覚えた。
ただ、映画としては、やや盛り上がりに欠けた感がある。タイトルを「鉄の女の涙」としたからには、サッチャーさんの内面をもう少し掘り下げて欲しかった。寛容でユーモアのある夫との関係については描かれていたけれど…。
若き日のサッチャーさんが、生涯の伴侶となる男性からプロポーズを受けた際、「食器を洗うだけの人生を送るつもりはない(専業主婦にはならない)」と言い切る。その前に食器を洗う母親とのシーンがあり、母と娘(=サッチャーさん)の間には何かしら確執があったように匂わせていたのに、その辺りが全く描かれておらず、残念。
大臣時代(首相時代?)のサッチャーさんが車で仕事に出かける際、幼い双子の子ども(男の子と女の子)が泣きながら後を追うが、サッチャーさんは毅然と前を向き、決して振り返らない。その一方で、双子を産んだ記念に夫から贈られた「二連のパールのネックレス」は、ずっと大切に身に着けている。老いて認知症の症状が見え始めた今も、「かわいい双子の赤ちゃん」と呼んで大切にしている。この辺りの心理をもう少し掘り下げてくれれば、いくら鉄の女と呼ばれようとも、涙を流した日が少なからずあっただろうことがわかり、心情的に訴えてくるものがあっただろうに。
認知症のサッチャーさんをときどき手伝いに来る娘との関係についても、少しもの足りなかった。
それでも、メリル・ストリープの熱演は一見の価値あり。
鑑賞後、灯りのついた劇場内で、年輩の男性が大きな独り言をつぶやいた。「ニッポンの首相はアカンなぁ~」。
永田町のみなさん、ぜひご鑑賞を。
ALWAYS 三丁目の夕日'64 [★ カンゲキ日記]
◎2012年2月29日(水)映画「ALWAYS 三丁目の夕日'64」/大阪ステーションシティシネマ/(監督)山崎貴(原作)西岸良平(出演)吉岡秀隆、堤真一、薬師丸ひろ子、堀北真希、森山未來、小雪、須賀健太、大森南朋、三浦友和、ほか/♪♪♪♪♪
シリーズ最高傑作の前評判も納得。涙腺緩みっぱなし。やー、泣いた泣いた。も一回、見たい。
どのキャラクターも、物語のなかで、その役のまんま、ちゃんと存在してました。
あぁ、多くを語るまい。
3D版は遅めの時間しかなく、2D版を鑑賞。
3D酔いしそうなので、3D映画をまだ見たことがなく、この作品なら大丈夫そう、スターウォーズ3D版の予行練習(?)になるなと思ってたのに(笑)。
たぶんココで東京タワーが飛び出してくるんだろうな~、とか想像しながら見てました。(^^)
J・エドガー [★ カンゲキ日記]
◎2012年2月22日(水)映画「J・エドガー」/大阪ステーションシティシネマ/(監督)クリント・イーストウッド(出演)レオナルド・ディカプリオ、アーミー・ハマー、ナオミ・ワッツ、ジュディ・デンチ、ほか/♪♪♪
クリント・イーストウッド監督作品というだけで、なんとなくチョイスしたら、あれれ? 主役のディカプリオが老け役~? この特殊メイクは、ありなのか~? もうちょっとどーにかならんかったんやろか~? などと思ってるうちに、字幕を目で追うのに忙しくなってしまった。。
あらすじ程度は頭に入れてから見たほうがよかったかも。最後まで見ればわかったけれど、途中、何度か?マークが浮かぶ部分もあった。
FBI初代長官として約50年もの間、権力の中枢に君臨した男、ジョン・エドガー・フーバー。20代から77歳で亡くなるまでの彼を、ディカプリオが演じている。
これまで、ディカプリオ出演作品はあまり見ていないが、本作を見て、いつの間にか大人の役者になってたなぁという印象を受けた。決して演技が下手なわけでもないのに、若い頃のアイドル的なイメージがいつまでも付きまとってしまうのが気の毒なところ。
映画やテレビドラマなどでたびたび登場する「アメリカ連邦捜査局(FBI)」という組織が、どのようにして作られたのか。また、フーバー長官の「国を守る」という信念のもと、犯罪者の指紋管理システムや科学捜査の基礎が作り上げられた、という事実を本作を見て初めて知った。
彼の謎に満ちた私生活、特に同性愛者かどうかについては事実か否か不明だが、名声・悪名ともに高い男の性格や生涯を描くには、母親から受けた教育と、クライド・トルソン副長官との長年にわたる親密な関係を描くことが不可欠だったのだろう。
見ようによっては、ラブストーリーともとれる作品。(ラブストーリーだと思っていたら、見に行かなかっただろうけど。)
母の期待に応えようと、自分を抑圧し、良くも悪くも母の教えに従ってきたエドガー。彼のそばには、信頼できる秘書と相棒(トルソン副長官)がいつもいた。月日が流れ、老いた今、近い将来、愛する相棒を失ってしまうのではないかという不安と恐怖に怯えるなかで、自らのほうが先に生涯を終えてしまう。結局、彼は幸せな人生だったのでは? 愛する人を失ってしまった悲しみと、ひとり老いてゆく孤独を味わうことなく、相棒より先に逝けたのだから。
トルソン副長官役のアーミー・ハマーが好演♪ 品があった。
十一ぴきのネコ [★ カンゲキ日記]
◎2012年2月11日(土)「十一ぴきのネコ」/シアター・ドラマシティ/(原作)馬場のぼる(作)井上ひさし(演出)長塚圭史(出演)北村有起哉、山内圭哉、中村まこと、粟根まこと、福田転球、ほか/♪♪♪♪♪
演出・長塚くん、出演・有起哉さん、山内くん、粟根さん、転球さんという情報だけで、何の予備知識もなく、チケットを先行でゲット。大阪公演は土日の2日間だけなのに、よく取れたなぁ。
当日、開演ギリギリに駆け込むと(←またかいな)、ん? ちびっ子連れがチラホラ…。中・高校生もいるし、学生料金が設定されてるってことは、あら、ファミリー向けミュージカルだったのね~。知らなんだ。。
観劇中に私語が多い大阪のおばちゃんは、うるさくて大の苦手だけど、子どもはウルサイだけじゃなく、足をバタバタしたりイスをけったりするからもっと苦手。大丈夫かなぁ。
でも、始まってみれば、そんな不安もどこへやら。とっても楽しいミュージカルでした~♪
物語の背景には、ベトナム戦争、高度経済成長などがあり、人間は豊かさと引き換えに何か大きなものを失ったのではないか、経済的な豊かさと心の豊かさはイコールではないのだ…そんな虚しさもちょっぴり感じてしまう内容でしたが、ちびっ子にとっては、「みんなで力を合わせて大きな魚を捕まえて、お腹いっぱい食べよう! と奮闘する11匹のネコの大冒険」として楽しめたことでしょう。
劇場の出口で、小学生が付き添いの母親に「おもしろかったなぁ」と満足そうな笑顔で言っている姿を見かけて、なんだか嬉しくなりました。そのまんま、演劇好きの大人に成長してほしいものです。
原作は絵本だそうです。これまた、知りませんでした。